先日、フローリング等を製造しているメーカー、朝日ウッドテックさんが来社され、
新商品やフローリング材の現状について
お話を伺いました。
ウッドテックさんは原木の仕入から
加工までを自社でしている、
木の質にこだわりをもった
メーカーさんです。
一般的なフローリングは厚さ0.3mm程度の突板を貼っていますが、
新商品は挽き板タイプで厚さ2mmの挽き板を貼っているそうです。
また一般的なフローリングに比べマットな色合いの塗装をしていることもあり、
無垢材フローリングのような素材感、質感となっています。
お値段もいいお値段ですけど・・・
写真左側が厚さ2mmの挽き板を貼ったフローリング 右側が一般的なフローリング
最近では新興国の需要が増えていることもあり、原木の価格が高騰しているそうです。
ここ最近の一般的な住宅のフローリングは、杉や桧の針葉樹を使用している場合を除き、
ほとんどが輸入材を使用しているのが実情です。
もっと日本にある木を有効に使ったり
建築材として活用できる広葉樹の植林するなどして、
林業が成り立つ仕組みや、木材を輸入にたよるばかりでなく
国産の木材が流通する仕組みができるといいなと思います。